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“無料体験版”なのに、ベストセラーランキング1位!? 任天堂、期待の新作『スプラトゥーン』体験版に批判噴出|おたぽる

2015-05-23_104543


任天堂より5月28日に発売予定のWii U用ソフト『Splatoon』(以下、『スプラトゥーン』)の無料体験版が思わぬ批判を浴びている。

『スプラトゥーン』は、いわゆるTPS形式のガンシューティングゲームで、プレイヤーはフィールドをインクで塗りつぶしながら陣取り合戦をしていく。この独創的なゲームは、2014年の発表以降、Wii Uユーザーだけでなく多くのゲーマーから熱い視線を送られている話題作である。 『スプラトゥーン』の広報には任天堂も力を入れており、現在放送中のテレビCMのほかにも、先日5月9日から10日には“完成披露試射会”として、“指定の時間に同作をプレイできる”という、世界同時開催の体験版配信を実施した。しかし、この『スプラトゥーン』体験版は、注目度の高さもあってか、その配信方法などで疑義が呈されることに。

今回の無料体験版をプレイするには、同社のオンラインストア「ニンテンドーeショップ」でのダウンロードのほか、Amazonに登録されている「『Splatoon(スプラトゥーン)完成披露試射会』用ソフト」でのダウンロードコードを入手する必要があった。そのため、体験版のダウンロードがAmazonのランキングに反映されることとなり、“無料体験版”であるにもかかわらず、Amazonのゲームベストセラーランキングの1位を獲得。馴染みのない方法で配信された体験版が、大手ECサイトの売り上げランキングを駆け上がったことで、「Amazonランキングの私物化はやめろ」「無料体験版でランキングを占めると見づらくなる」「今後、ほかのメーカーが同じことをすれば、ランキングが体験版ばかりになってしまうのでは」など、批判が噴出した。 


また、公式HPでこの体験版のダウンロードリンクにAmazonアフィリエイトが付いていたことで、「任天堂みたいな大企業がやると情けなく感じる」といった意見も。

その一方、「Amazonの仕様内だから問題なし」「ユーザーには直接関係ない」「無料で面白いゲームができるならランキング上位は正当な評価」「無料で宣伝してアフィで稼ぐとはむしろ頭がいい」と、今回の件について理解を示す意見もみられた。


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