人気バンド・SEKAI NO OWARIが、全世界累計発行部数5000万部の人気漫画を実写化した三浦春馬主演映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』前後篇2部作の主題歌2曲を書き下ろしたことが26日、わかった。既に海外からの公開オファーが殺到していることから、全編英語詞で書き下ろし。8月1日公開の前篇にはFukase作詞の「ANTI-HERO(アンタイヒーロー)」、9月19日公開の後篇にはSaori作詞の「SOS」を提供する。
山内プロデューサーは「『生きる』ということの絶望と希望を歌い続けるSEKAI NO OWARIしか、本作の主題歌はない」として打診。メンバーが原作の大ファンだったこともあって快諾した。メンバー4人は早い段階で映像を観てから制作にとりかかり「前篇・後篇ともに『進撃』らしい“企み”のあるすばらしい楽曲を作っていただきました。既存の映像という壁を破壊する映画と、既存の音楽という壁を破壊するセカオワの楽曲のコラボレーション、ぜひご期待ください」(山内氏)と自信をにじませる。
前篇『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の主題歌「ANTI-HERO」(7月29日発売)は、Fukaseが作詞、Nakajinが作曲を担当し、ゴリラズやカサビアンのプロデューサー、ダン・ザ・オートメーターとアメリカでレコーディング。Fukaseは「楽曲のテーマは“悪役のラブソング”です。大切な人を守るときに、ためらいたくない、世間の目なんか気にしたくない、という気持ちから書き始めました」と歌詞に込めた思いを明かす。
一方、後篇『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』の主題歌「SOS」(発売未定)は、Saoriが作詞、Fukaseが作曲し、シガー・ロスのプロデューサー、ケン・トーマスとイギリス・ロンドンで録音。Saoriは「戦いがテーマであるこの映画を観て、『誰かを守ることは自分を守ることと同じなんだ』という歌詞を書きました。映画の最後にこの曲を楽しんでいただけたらうれしいです」と呼びかけている
【劇場版進撃の巨人】あの中二バンド「セカオワ」が主題歌を担当・・・
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